杜氏復帰

当店のお客様から杜氏へ
10月13日火曜日晴れ△
当店に飾らせていただいている盾です。

sake14.1

これは私のような素人はもちろん、資格商法に引っかかって喜んでいる利き酒師の方たちなども当然出場などできない酒造りに携わっている方たちのみの、まさにプロの方達の大会です。
相原さんは、あと二十七回大会も優勝していますので、この大会で三回優勝しています。他に三回優勝している方は私の知っている限りでは「犬の鼻」?と言われていた土佐鶴の田村さんだけです。

当時の高知新聞の記事です。

<2度目の利き酒日本一 浜乃鶴酒造の相原さん

020524headline02 全国各地から酒造りのプロが出場する「全国きき酒選手権大会」が二十三日、東京・西新橋の日本酒造会館で行われ、本県代表として参加した浜乃鶴酒造(安芸郡田野町)の杜氏(とうじ)、相原宏一郎さん(37)=同郡北川村野友=が優勝した。

三年前の同大会に続き二度目の栄冠を獲得した相原さんは横浜市出身。平成七年、浜乃鶴酒造の浜川尚明社長を頼ってコンピューター技師から転身。研究熱心さと真剣な姿勢で頭角を現し、入社四年目で杜氏を任された。

大会には、予選を勝ち抜いた二十六道府県の四十八人が出場。全国十一銘柄の日本酒を二度に分けて試飲し、制限時間十分で各銘柄を一致させるマッチング方式。相原さんは十一銘柄のうち九銘柄を当てた。

利き酒の県大会や四国大会では上位が常連の相原さん。「練習といっても全国の酒を飲み比べるわけではありません。要は味覚を感じ取る集中力をどこまで高めることができるかです」
微妙な風味が求められる酒造りは品質管理が命。味覚を研ぎ澄ますことが必要なため、相原さんは酒に限らず、料理も特に最初の一口に集中して味わうという。
相原さんは「利き酒は言葉で説明したり、科学的に分析するものではなく、『感じる力』だと思います。高知に利き酒ですごい先輩が何人もいるのは、そんな『感じる力』とも関係しているのではないでしょうか」と話している。
【写真】利き酒で2度目の日本一になった相原さん(東京都港区西新橋1丁目、日本酒造会館) >

当店にお客様でいらしてくださっていた方で、その後会社を辞められて、杜氏さんをされた方が三人いらっしゃいます。
相原氏は高知県「美丈夫」にて、青木氏は島根県の「高砂」にて、坪沼氏は山形県「加茂川」にてそれぞれ初めて杜氏を務められました。

その相原さんが、この冬から杜氏さんに復帰するそうです。

愛媛県松山市後藤酒造株式会社
銘柄は久米の井
http://www.gotoshuzo.jp/

歴史のある蔵ですが、現在の仕込数量は二百石程度の小さな蔵元さんらしいです。

楽しみです。

サクさん二名様で来店。
二名様来店。

ドンチャン。
記憶あり。
猿よりマシ。