朝鮮における土地政策(農地改良)

文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


9月22日木曜日くもり ○
 朝鮮は我が国と併合するまで、農地改良も品種改良もせずにいました。そのために下記の表にあるように、水田の8割が雨水に依存し、活けやダムなどの水利施設を利用したものではないというおどろくべき後進性です。
それを、わずか30年で水田の耕地面積を2倍以上にし、水利施設を利用した水田がその70%を占めるまでに改善したのは朝鮮総督府によるものです。それにより反当たりの収穫量は1910年の0・769石より1937年の1・635石とこれまた2・1倍以上に増えています。
これには水利の改善だけでなく、肥料、品種改良など種々の改善があって初めて成し遂げられたものです。
この朝鮮農業の立て役者は「朝鮮の二宮尊徳」といわれる石塚俊です。

水田面積の増加と水利(単位1000町)

天水水田 灌漑設備のある 水利安全水田  水利不安全水田 合計
1910年 約680(80%) 約170(20%)  847
1940年 約498(29%) 375(21%) 885(50%) 1758

(以上の引用先は「歴史を偽造する韓国」 中川八洋著 徳間書店)

 こういった朝鮮総督府の水利事業も、北朝鮮人にはあの巨大な水豊ダムを作ったのは金日成となっているように、南朝鮮人もそれに負けずに笑わせてくれます
以下引用
「復元力が強いのは平衡川だけではなく、韓国の風土全体がそうだ。たとえば、典型的な韓国の冬の天気を『三寒四温』という。三日寒い日が続けば四日は暖かいというパターンだ。そのような韓国の風土条件、またそれによってつくられた社会形態は、単位地域の住民にひとつのまとまったタテ社会をつくらせなかった。とくに低山のあいだを縫う平衡川の流域は広く、全域にわたり土手を築き上げるのはほとんど不可能に近く、日本のタテ社会の作り上げた河川の性格とはまったく対照的であるといってよい。
 現代化学技術を動員してやっと最近、画期的な治水工事がいくつか完成した。それは広い地域にわたる雄大な事業である。それに投入された莫大な経費・人員・重機の数量を考えたとき、韓国の地理的条件が、前近代社会においていかに治水工事をしにくくしているかがわかる。
 それと風土に備わった自然の復元力である。韓国人には当然、大きい工事を夢みずに、じっとしていたほうがよい、という考えが生まれるのだ。実際、単位地域内において、住民を結束させる土木工事が、現代以前には皆無に近かった。昔からやっていた治水工事は、溜池がほとんどであったといっていい。その昔、百済の農民たちが日本でみせた水利技術の手並みは、ほとんどこれによるものであった。」

(「韓国人と日本人」金容雲著 サイマル出版 P79〜80より)

 私はこの文章を最初に目にしたときは驚きました。これほど、李氏朝鮮と朝鮮総督府の農政との違いを適格に表している文章を書くとは朝鮮人としては珍しく客観的に見ていると言えると思ったのですが、違っていました。我が国で生まれ、早稲田大学までいってのちに南朝鮮に帰って数学教授をやっている著者もやはり期待を裏切らないようです。
この著者の頭の中は李氏朝鮮からいきなり、大東亜戦争後に飛んでしまうのです。
以下引用
「山が低い広闊な平地を流れる幅の広い平衡川を管理するには、一地方の農民を集中動員させるだけで解決できる問題ではない。韓国においてこのような大土木工事が一応閑静されたのは、つい最近10年ほどのことであり、それまでほとんどの韓国農土はその歴史を通じて、自然のなすままに放置されていたといって過言ではない。
略)
朝鮮時代の中央集権性では、王と農民のあいだには、牧民官なる徴税人がいたにすぎない。
略)
 牧民官の関心はつねに租税の徴集にあり、その税源を、治水事業や農地の整理など発展的な方向に拡大させる努力をするなどのことはありえなかった」

(同P84より)

 期待を裏切らないというかもう絶句しかありませんが、この金容雲という日本生まれの朝鮮人の数学者である著者は、自分でこの本を書いている時に、原始的農業をやっていた李氏朝鮮の時代からいきなり大東亜戦争後に近代農業に変わった事をおかしいと思わないのでしょうか。
まあ、ソウル大学とは大東亜戦争後の1946年に膨大な蔵書とりっぱな建物とともに突然できた新設大学であるという歴史を持っているそうで、あの我が国6番目の帝国大学として1924年に作られたはずの京城帝国大学は、1945年の敗戦とともに消え失せてしまったという朝鮮の人たちにとっては当たり前の事であり、なんら不思議な事ではないのでしょう。
ちなみに、台湾大学の設立母体は1928年に作られた台北帝国大学とちゃんと大学のホームページに創立の経過が書いてあるそうです。

 この金容雲氏というひとの著書も先の柳在順氏の著書と同じく突っ込み所満載ですので、後日にネタとして書かせていただきます。

土地調査事業

李朝時代の土地制度

米の収奪のウソ

朝鮮の餓死者と強盗数の変化

我が国の朝鮮統治と小作農家

南朝鮮の土地測量事業とウソ

朝鮮における土地政策(農地改良)

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