日韓外相会談と先人の名誉

1月2日土曜日晴れ◯
以下、今回行われた日韓外相会談の全文です。
日韓外相会談全文
http://news.livedoor.com/article/detail/11007181/

ここで、<安倍(晋三)内閣総理大臣は、日本国の内閣総理大臣として改めて、慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する。>
今回の日韓外相会談後の共同記者発表において発表された安倍首相の言葉である。

今回話し合われた戦時売春婦については、極論になりますが、売春が合法であった当時の軍人用戦時売春婦が問題であれば、売春禁止法下で行われている今現在の我が国の風俗関係はもっと問題です。
その当時合法であった戦時売春婦について、日朝外相会談により南朝鮮との間で「問題」があったことを認めて「反省」と「おわび」を表明し「最終合意」しました。
我が国の最高責任者である首相が「すべて責任を持つ」と約束し、反省とお詫びということは慰安婦「問題」を認めたということです。
慰安婦強制連行は認めていないという方がいますが、お詫びするということは先人が何か「悪いことをした」からお詫びするということです。その結果、お詫びは何にしたというのはすでに朝鮮にとったら関係なく慰安婦強制連行を「認めた」ということになります。
現実に世界中にそのようなニュースが飛び交っています、

歴史的事実ではなく、ありもしなかった慰安婦強制連行という虚を、我が国と我が国国民が認めてなくても認めたという結果になりました。

首相は「私たちの子や孫、その先の世代の子供たちに謝罪し続ける宿命を背負わせるわけにはいかない」(十二月二十八日産経新聞ニュース)と言ったそうだが、これは史実などどうでもいいから手打ちをしようということであり、我が国の先人の名誉が回復される機会を奪われたことです。
今回の外相会談は我が国政府と我が国首相により深い読みによる朝鮮人へのトラップだとか、肉を切らせて骨を切る素晴らしい外交的勝利であるなどということがネット上で飛び交っておりますが、そんな損得は私は問題にしているわけではありません。
私はこのことにより先人の名誉を傷つけた事が一番の問題だと思っております。
なぜか。日本民族の誇りに関わることですからです。
自分のご先祖様に誇りを持てなくて自分に誇りを持つことができるでしょうか。
欧米の植民地主義ではまず民族の誇りを奪います。

インドネシアを統治したオランダはインドネシアでは人間としての自主性、民族としての自覚をもたぬものをつくりあげるという愚民政策ために共通言語を作らず、人間にとって最も重要なるべき精神教育はなされなかっただけでなく、民族の神話、伝説、童話、英雄譚など一つだって教科書には掲載してなかった。つまり教育とは読み書き算盤だけであった。
我が国において、精神、教育についてこのオランダとまったく同じ政策をとったのが戦後のGHQの政策でした。我が国を弱体化させるためにはどうすればよいかという政策でした。我が国国民が日本人としての誇りを持ち一丸となることを恐れたのです。それをさせないためには、その民族の正しい歴史、神話、英雄譚なども教えず、道徳教育もおろそかにし、国旗、国歌なども歌わさない、そして徹底的な情報操作でした。教育現場においては日教組、そして左翼陣営に乗っ取られたマスコミによりその影響が終戦後七十年も続いています。

我が国のご先祖様はそんなGHQが教えさせたような醜い方々だったのでしょうか。
違います。我が国は歴史ある国家であり天皇の臣民である日本民族は誇り高き民族です。
統治したインドネシアで初めて共通言語のインドネシア語を制定し、愚民政策をやめさせ、歴史、道徳教育をしたのは統治した我が国政府より派遣された方々でした。
そのような我が国を造ってきた誇り高きご先祖様が朝鮮人女を「強制的」に売春婦にしたという嘘を認めて、ご先祖様の誇りを回復する機会が奪われました。

このように外交的な「落とし所」などというより、我が民族の誇り、ご先祖様に汚名をかぶせたままおいて支那、朝鮮が仕掛けた、そして今後も仕掛けてくるであろう歴史戦に勝つことができるでしょうか。

南朝鮮との今回の「最終決着」により、台湾では今回のことで、アホ馬だけでなくすでに次期総統候補全てが慰安婦問題を持ち出しています。
我が国はこれを無視できますか?
ある意味、台湾は朝鮮より同盟国として大切な国です。
今後も他国も同様のことを言ってくるでしょう。

天皇の臣民として戦ったご先祖様に不名誉を晴らさないまま、嘘つきである支那人、朝鮮人どもと戦えますか。
勝てますか。
今それが問われていると思うのです。

参照→宰相の器、宰相の覚悟
参照→安倍晋三首相に求められているもの
参照→安倍首相にとっての靖國参拝
参照→再掲載 オランダ愚民政策と現代日本との類似性

今日は酒は飲まずに本を読んでゴロゴロして終わる。
猿でもエビでもない。