佐藤優の沖縄についての認識

10月1日木曜日雨◯
以下手元にあるFLASHより佐藤優氏の発言の引用です。
<佐藤
埋め立て取り消しは尾長知事のブラフで、中央政府は本当にやるとは思っていなかった。
略)

佐藤
そんなに簡単に済まないでしょう。私は辺野古で死者が出る流血騒騒動が起きて、そこから大混乱に発展する可能性もあるとみています。軽々にあおるようなことを言うつもりはありませんが・・・・
略)
佐藤
沖縄で復帰運動が起きた理由は、日本国のフルメンバーとなることで、日本の憲法体制下に入って自分たちの人権も保証されるという期待があったからです。ところが、七十二年五月に復帰した後も、沖縄だけは別扱いのままだった。沖縄には「これが同胞に対する扱いなのか」という気持ちがずっとあるんですよ。それが過去二〜三年でかってなく強まっています。
略)
すでに戦時中の四十四年に、米海軍の情報局が「シビル(民事)・ハンドブック」という文章を出している。これは、沖縄を統治するための基本的なマニュアルなんですが、そこには明確にあるのは、沖縄人は(日本人とは異なる)「異民族」だという認識なんですよ。
略)
沖縄は日本に占領されていた、植民地に準ずる地域だと言う認識です。そして、無権利状態の沖縄にどんどん基地が作られた。
略)
今後、普天間の移設などが進んでも、七十三・八%の基地負担が七十三•一%になるに過ぎない。それは、移設が沖縄県内で行われるからです。辺野古については、「普天間の移設」ではなく「新基地建設」ですよ。実際、辺野古にはオスプレイが百機常駐できて、なおかつ航空母艦が横付けできる基地ができる。どうみても基地機能が強化されています。

木村
政府は、周辺に住宅や学校などが集中していて「世界一危険な基地」といわれる普天間よりも、人口密度の低い辺野古の方が、より安全だと言っていますね。

佐藤
その理屈だと、辺野古住民の命は普天間周辺住民の命と等価ではないということになる。
結局、辺野古新基地建設は、沖縄に対する「構造的な差別」のシンボルになったんです。政治、国防、経済に関わる問題ならば、沖縄にとっても妥協の余地だある。しかし、差別のシンボルとなった辺野古基地建設を、もはや沖縄人は絶対に認めないでしょう。

佐藤
そのやり方では絶対に解決しません。沖縄人には独自のアイデンティティがあり、自己決定権、あるいは潜在的な主権を持っているという意識が常にある。日本政府が沖縄に対して、特別な負担を強いる差別法を作るというアプローチ自体に沖縄人は退避反応を示します。

木村
法律で解決できないとしたら、辺野古の問題は、どうやって解決したらいいでしょうか。

佐藤
シナリオは三つある。ひとつは中央政府が辺野古の新基地建設を諦める。諦めて米海兵隊には、グアム(米国)なりダーウィン(豪州)なり外に出てもらう。普天間が無くなって基地が作れないのなら、沖縄は他の基地負担は甘受しましょうと、こういう形で沈静化させる。
略)
二つめは、政府が埋め立てを強行し、流血騒動になって死傷者が発生する。力では勝てない、これ以上、内乱のような状態を作ってはいけないという形で、沖縄が諦めるというシナリオです。当然、翁長政権は崩壊して、その結果、全く民意の支持を得ない傀儡政権ができる。しかし、これからもいろんなトラブルがしょっちゅう続く。
略)
三つめのシナリオは、沖縄が民族自決権を主張し始めることです。翁長さんが那覇市長の時に「ハイサイ/ハイタイ運動」と名付けた琉球語を回復する改革を進めたんです。例えば、那覇市役所のに次試験に「しまくとぅば(島言葉=琉球語)を入れた。今度、沖縄県の採用試験にも「しまくとぅば」が入ります。これは非常にナショナリズムですね。こうした民族意識の回復を背景に、まずは、沖縄の自己決定権獲得と、辺野古新基地阻止の県民投票を行う。それでもどうしても新基地建設を強行するというのなら、沖縄は独立に向けて動き出すでしょう。その過程で、相当数の流血を伴う衝突も起こる。
略)

佐藤
略)
さらに、強調したいのは、沖縄の本音がどこにあるかということです。沖縄人は本音を中々明かさないが、(日本の)植民地だということはみんなわかっている。しかし、人口の一%しかいないんだから、仕方ないと、今までは甘受していた。でも、そろそろ我慢にも限度があると思い始めている。

FLASH 二〇一五年十月十三日号 光文社 p八十二〜八十四

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スキャン 14 のコピー この佐藤優氏はアエラにおいての翁長知事との対談でも下記のように述べている。
<辺野古には造れないし、できない。土砂を入れられても、取り除けばいい。安倍政権は沖縄の底力を軽く見ている。私を含め、沖縄系の人々がアイデンティティーに目覚めてきている。そこで重要なのは言葉の問題。「しまくとぅば」(琉球方言)を公務に使える公用語にする考えはありますか。
アエラ 二〇一五年八月十日号 朝日新聞社 P二十三〜二十四

我が国政府を「中央政府」と呼び、「沖縄県民」を「沖縄人」と呼び、厳密に言うとそれぞれ島によって違う沖縄の方言を公用語に勧めるこの佐藤という人間はこれらの発言を見てもわかるように、沖縄を我が国から分離独立させ支那の領土にしたいだけの人間のクズです。

支那だったら反逆罪で殺されているでしょう。

あほらし

二名様来店。
二名様来店。
二名様来店。
今日は飲まず。
天気も悪くさっさと帰る。
猿でも海老でもない。