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教育基本法採決と朝日新聞

文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


平成18年11月16日木曜日晴れ △
 今日のチョンイル新聞(一部では朝日新聞ともいう)社説は「 教育基本法 この採決は禍根を残す」と題したものです。
以下引用
 
教育基本法 この採決は禍根を残す
 教育基本法の改正案が衆院特別委員会で、与党の単独採決により可決された。野党は採決に反対して欠席した。
 教育基本法は、未来を担う子どもたちを育てる理念や原則を定めたものだ。政権が代わるたびに、内容を変えていいものではない。
 国会は多数決が原則とはいえ、
与党だけで決めるのは、こうした大切な法律の改正にはふさわしくない。単独採決はまことに残念だ。

 私たちは社説で、政府の改正案には疑問があることを何度も主張してきた。
略)
 成立を急ぐあまり、
肝心の国民が置き去りにされるようでは、将来に禍根を残すことになる。
引用終わり
 朝日新聞社説2006年11月16日(木曜日)付

 

 では、朝日新聞が一〇月七日の社説に<安倍氏の従来の主張に期待した人々にとっては、拍子抜けだったかもしれない。不安を抱いた私たちは少し安心した>と 安部総理が受け継ぐと言ったから朝日新聞は安心したという「村山談話」とはどのような経過を経て発表されたものか。

 以下は西村眞悟議員のメルマガよりの引用です。
以下引用
この村山富市談話は、戦後五〇年の国会謝罪決議の後に、突如発表されたものである。
 それまでの歴代内閣は、歴史に対する評価は後世に任せる、総理大臣が、良かったとか悪かったとか公表する問題ではない、との態度であった。
 そのなかで、村山富市総理大臣が、我が国の歴史は悪かったので反省して謝罪するとの談話を発表したのである。
 
 これこそ、総理の立場を私し、その立場を利用したイデオロギーによって歪められた個人的妄想の表明に過ぎないのだ。

 一九九五年、平成七年、内閣は自社連立の社会党内閣であった。社会党は、先の細川内閣で与党となり大臣病患者が大量に発生する。そして、その病状につけ込まれて自民党との連立に走り、自民党は与党に返り咲くのである。
 その与党返り咲きのために、自民党は社会党的左翼的妄想にすり寄り同調するのである。
 即ち、日本は悪い国だから、戦後五〇年を契機に、国会で謝罪決議をするということになる。

 以後、詳細は省略するが、私また多くの野党になった同志は、謝罪決議阻止のために行動を起こし、自民党のなかにも阻止に立ち上がる者が出てきたのである(尊敬すべき同志であった)。
 その結果、当時の野党新進党と与党自民党とも、謝罪決議の本会議に臨めば、分裂した採決になるという状況になった。
 
 そのような緊迫した状況になった金曜日の夕刻、今でも不可解であるが、新進党議員に対して、党国会対策幹部から、
「本日は本会議が開会されないので各自選挙区へお戻りください」という伝達があった(この幹部は、現在の自公連立の一員である)。よって、私どもは、新幹線や飛行機で帰省し始めた。

 すると、謝罪決議阻止派が東京からいなくなったのを見届けてから、土井たか子衆議院議長は、午後七時前に本会議開会のベルを押した。
 その結果、本会議は大量の欠席者があったものの,強引に開会され、出席者の全会一致で謝罪決議は衆議院で採決されたのである。

 本会議開会のベルが押されたとの連絡を受けたとき、私は新幹線で浜松付近を走行していた。そして、名古屋で列車を降りて乗り換えてまた東京に引き返した。
 しかし、とっぷりと暮れた国会は、ライトアップされているだけで、もぬけの殻であった。
「ちくしょう、だましやがったなー」と地団駄を踏んで国会を見上げた。
 その直後、私は、
「夜陰に乗じて、衆議院決議を窃取した卑劣な輩」と社会党内閣を非難する報告書を同志に送った。

 だが、我々の、国家の名誉と英霊への忠誠をかけた謝罪決議阻止の行動により、謝罪決議は窃取されたものの、参加者少数の権威なき決議になったのである。
 さらに賛成した議員でも、謝罪決議の内容を覚えているものはいないであろう。つまり、社会党内閣存続のための自社首脳の保身からでた権威亡き決議、欠陥決議、外交上引用できない決議、となったのである。
 
 そこで、登場してくるのが。村山富市謝罪談話である。
 即ち、あくまで、我が国家を謝罪させねばならないとの妄想に駆られた村山富市という老いた左翼が、総理大臣の地位にあることを奇貨として、衆議院本会議決議の欠陥を補うために苦し紛れに発表したものが、村山談話なのだ。

 この村山談話に対して、マレーシアのマハティール首相は、はっきりと、「日本は謝る必要はない」と異例のコメントをした。
 また、同じマレー語のインドネシアのスハルト大統領が、如何なるコメントをしたかは知らないが、彼は、日本軍が教育したインドネシア独立義勇軍の一員で、大統領になったとき、独立義勇軍時代の教官であった日本に住む土屋大尉に電話をかけて、
「教官殿、私は大統領になりました」と報告した男であったのだ。マハティールと同様に、村山談話の謝罪に首を傾げていたことは明らかだ。
 さらに、スハルトの前任者であったスカルノ大統領は、昭和二〇年八月一七日、ジャカルタの野村海軍少将の自宅でインドネシア独立宣言書を起案し、しかも、独立宣言の日付に、西暦ではなく我が日本の皇紀二六〇四年を使用した大統領であった。

 そのスカルノ大統領が、開催したバンドン会議五〇周年の席上で、我が総理大臣は、あの村山という老人の妄想を朗読したというわけだ。
 
 村山氏といい小泉氏といい、知識がない、不勉強だという前に、
政治家なら最低限持つべき、国家・お国に対する「忠誠心」が欠如しているのではないか。
 忠誠心のレベルに達しなくともよい、
 人間として、国民として最低限のお国に対する「愛」もないのか。

 以上、村山富市談話を、現総理大臣が権威あるもののように外交の場で朗読する風潮を憂い危惧して、述べた。

 私にとって、謝罪決議阻止は、忘れ得ないことである。
一〇年前の衆議院の謝罪決議と村山談話は、我が国の国益を毀損し続けている。
 我が国周辺は、謝れば済むという文化ではない。
 謝れば、ますますつけ込んでくるという文化なのだ。
 それは、北朝鮮、韓国、中国の現在の言動で証明されている。これらは、謝れば謝るほど、嵩に懸かってきているではないか。
この度も、中国の駐日大使が、自民党内で講演し、内政干渉も甚だしい靖国神社参拝非難を堂々と述べると共に、中曽根内閣以来、靖国神社を参拝しないとの日中の協定があるとの発言をした。この国家の沽券に関わることを言い放たれるのも、今まで謝罪してきたからだ。
 一〇年前から、私はこのことを指摘して不用意な謝罪は、国益を損ねると言い続けてきた。即ち、福沢諭吉の「脱亜論」をこそ読み返し、先人の苦労と経験に学び直すべき時なのだ。

引用終わり
 西村眞悟の時事通信 No.192 平成17年 4月29日(金)

 どうであろう。朝日新聞は当時、多くの国民が反対していたのにも関わらず、このようにして採決された「五十年決議」に対しその成立過程に「
与党だけで決めるのは、こうした大切な法律の改正にはふさわしくない。単独採決はまことに残念だ」とも書いた事無ければ 肝心の国民が置き去りにされるようでは、将来に禍根を残すことになる」と書いた事もない。 疑問を呈したことも、もちろん糾弾した事もない。その後、発表された村山談話に対してももちろん同じである。
今回の教育基本法改正については、一〇〇時間におよぶ議論をムダに費やし、「反対のための反対」という態度で採決において棄権したのは野党である。
民主党はもはや社会党なみである。
 村山富市首相、土井たか子衆議院議長、河野洋平外務大臣のこの時代は我が国に重大な損失をもたらした。それを許した我々日本国民の責任も重大である。
 まだ、その河野洋平が責任もとらずに衆議院議長を務めて、一生懸命支那、朝鮮のために働いている・・・・・・


村山富市とブサヨクによる阪神淡路大虐殺

 阪神淡路大虐殺についてのインタビュー記事より 村山富市と支那の毒ガス  五〇年決議と村山富市(西村眞悟議員のメルマガより)   五〇年決議における売国奴・村山富市の成果


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