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倉橋正直

平成18年4月24日月曜日くもりのち豪雨 ○
 我が国の大東亜戦争における「慰安婦」についてのみ、朝日新聞、南北朝鮮、支那、そして、自称文化人、辛淑玉などの職業在日朝鮮人たちが騒いでいますが、軍隊において慰安婦はどこの国にもあるものです。
 アメリカが我が国に対して占領軍として駐留している時にどのような政策をとったか。それは朝鮮においても同じです。
 
 倉橋正直
 一九四三年生まれ、東京大学文学部卒、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)終了
 愛知県立大学教授

 アホな連中はどこにでもいるものですが、倉橋正直という御仁も間違い無くそのひとりのようです。この御仁はからゆきさんの研究を十年以上続けてきたそうで、それが、従軍慰安婦問題に取り組む際の「武器」となっているそうです。(著書より)(大笑する個所?)
 この御仁の著書「従軍慰安婦問題の歴史的研究」(一九九四年共栄書房)を読むと、その頭の程度がよくわかります。
 売春型と性的奴隷と別けている著者の一番受けるところは下記のところではないでしょうか。
以下引用
 <
当時の日本側(軍と行政)は、自分たちが彼女たちに対して行った行為の非人道性・犯罪性をよく理解していた。性奴隷型の従軍慰安婦のことが外部に知られれば、申し開きは決して許されなかった。厳しく非難されることは目に見えていた。だからこそ、敗戦時、性奴隷型の従軍慰安婦に関しては徹底的な湮滅作業が行われた。
 まず、性的奴隷型の慰安婦(そのほとんどは朝鮮人であった!)自身が、肉体的に抹殺された。この時、性的奴隷型の慰安婦であった朝鮮人女性が、無惨にも日本軍の手にかかって、組織的に殺された。それがどのぐらいの人数であったのか
、現在の段階では、皆目、わからないが、私としては、その人数は決して少なくなかったと推察している。
略)
 日本側は、慰安婦自身の肉体的な抹殺をはかるだけでなく、彼女たちのことを記した文章や史料もまた、何をおいても、焼却・破棄せねばならなかった。それが自分たちの命運にかかわるような重大性を帯びていることをよく知っていたからである。
 こうして、彼らは懸命にそれを湮滅した。この湮滅作業がきわめて徹底的に行われた結果、関連史料はほとんど根こそぎ抹殺されてしまったのである。こういった事情から、
この種の史料は、これまでも出てこなかったし、今後もまた、おそらく、ほとんど出てこないであろう。もちろん、例外的に湮滅を免れた史料が、偶然、発見される可能性は否定しないが。
史料がないことの逆説的意味
 ある歴史的事象に関する史料がない。はたして、そのことから単純に、その歴史的事象の存在まで否定してよいのであろうか。たしかに一般的には史料がなければ、その歴史的事象も存在しなかったということになる。しかし、これはあくまで一般的な場合であって、特殊な場合には、この論理は必ずしもあてはまらない。
 一見、変な話であるが、
ある歴史的事象を物語る史料がないことが、逆にその存在を示すことになる場合もありうるのである。今回の「強制連行の有無」、すなわち、性的奴隷型の従軍慰安婦の存在の有無は」、まさにこの特殊な場合にあたると私は考える。前述したように、これは、当時の軍や行政の立場からすれば、必死になって、(慰安婦自身の肉体的な抹殺を含め)関係史料の湮滅をはからねばならない性質のものであった。そうである以上、それに関する史料が出てこないのは、考えてみれば、当然のことであった。むしろ、このことを物語る史料が簡単に入手できるほうが不自然である。
 p80〜81

 ここまでアホは中々いません。普通は史料を元にしていろいろ考えるものですが、史料がないから事実・・・・・アホすぎます。
そのうえ、このどうしようもないアホはこう続けています。
以上のような考察をもとにしていえば、資料が出てこないことを理由に強制連行の事実をかたくなに否認している日本政府の対応は、いかがなものであろうか。こんなことを続けてゆけば、裁判の直接の当事者である韓国だけでなく、広くアジア諸国とその国民の失望をかい、信用を失うだけでなかろうか>p82
 (史料、資料という単語はそのまま引用)

 何と申しましょうか。まるで、朝鮮人がよくいう「日本にすべて持って行かれたから、今は残っていないが、朝鮮が発祥だ」とか言っているのにそっくりです。
このオッサンは朝鮮人なのでしょうか。
こうも書きます。
敗戦の混乱時、朝鮮人の慰安婦が多く殺されたと伝える史料がある(前掲『朝鮮人「慰安婦」--- 朝鮮民主主義共和国からの証言』在日本朝鮮民主女性同盟)。私は、このことは、たぶん真実だと考える。実際、万をもって数える朝鮮人慰安婦の多くは、二度と故郷には戻っていない。帰国後、故郷以外で暮らした者もいたことはいたであろうが、やはり、日本軍によって、敗戦の時に殺されたと考えたほうが合理的である
p100
 唯一の史料が、北朝鮮の売春婦についての史料。北朝鮮をどうやって調査したのでしょう。どこから、万を数える朝鮮人慰安婦が殺されたという考え方を導いているのかも示さずに、多くの売春婦が故郷に戻っていないという裏付けもなしに、どこが合理的なのでしょう。
それ以外にも、
比較すべきなのは、第二次世界大戦の同じ時期の各国の軍隊である。後者の比較研究をすれば、日本軍の従軍慰安婦の形態が、他の国に例を見ない、特殊なものであることが明らかになるであろう。
p17
 永野法務大臣(当時)の発言「慰安婦は程度の差はあるが、米、英軍などでも同じようなことをやっている。慰安婦は当時の公娼であって、それを今の目から女性ベっ視とか、韓国人差別とかはいえない」という至極まともな発言についても
ここでは、彼の発言のうち「慰安婦は程度の差はあるが、米、英軍などでも同じようなことをやっている。」という部分についてだけ扱う。これまで詳しく説明してきたように、従軍慰安婦なるものは、日本の軍隊の特殊なありかたに規定されて、出現したものであって、日本軍だけに存在した
p18

 はい、また、バカをさらしています。
慰安婦は多少の形態の違いこそあれ、各国の軍隊にはつきものでした。日本とよく似た形態はドイツ軍がとっていました。これについては別記させていただきます。
 このどうしようもないバカは、戦後の造語というか千田夏光が初めて使ったのではないかといわれている「従軍慰安婦」という造語についてもシベリア出兵後として
「従軍慰安婦」という語も、おそらく、この段階で、軍や行政の関係者が作ったものであろう。そのため、多少「お役所言葉」らしい感じがする。
p23
と書いています。
また、歴史的売春大国の朝鮮を差し置いて、
 <
公娼制度というと、なにか世界的規模で、ほぼ普遍的に存在する売春のしくみのように思われがちであるが、それは誤解である。実際、日本の公娼制度にあたるものは、アジア諸国には存在しない。比較的似たものを探すとヨーロッパにたどりついてしまう(朝鮮にも、元来、公娼制度はなかったが、朝鮮が日本の植民地にされる過程で、日本の公娼制度が導入された)
 したがって、私は公娼制度を、日本の封建社会のありかたに規定された、日本社会に固有の(すなわち、日本独特の)売春のしくみととらえる。

p31
 悪いものはすべて日本製・・・・ますます、朝鮮人ではないかと思ってしまいます。

 後書きにまでお笑い満載で、
従軍慰安婦問題のより一層の究明が必要である。この問題に対する、科学的な究明が客観的に求められていることを私は痛感する。
しかし、現段階では、この問題に対する学問的な究明の程度は必ずしも高くはない。
 その国内外にわたる広がりと、それが意味する事態の深刻さを考慮すれば、従軍慰安婦問題の解明は、当然、今日、
国民的な課題となっている。そのような、いわば国民的課題に、時に応じて、こたえてゆくのが研究者の責務であろう。ところが、まことに残念ながら、この問題で、研究者の側は、明らかに遅れをとっている。国民的な課題にこたえられないというのは、学問の世界にいる者にとって、まことに恥辱である!こういった事態は早急に改められねばならない。
 そういった趣旨で本書は執筆された。本書が一つの踏み台となって、今後、従軍慰安婦問題に関する研究水準が、飛躍的に向上してゆくことを望んでやまない。わたしの
ささやかな仕事が報われれば、幸いである。
  一九九四年六月               倉橋正直 
>p217

 いや〜最後まで笑わせてくれます。
<この問題に対する、科学的な究明が客観的に求められている>
<国民的課題に、時に応じて、こたえてゆくのが研究者の責務>
<国民的な課題にこたえられないというのは、学問の世界にいる者にとって、まことに恥辱>
 まあ、科学的にも、客観的にも見る事が出来ないアホウが書いた、まさに「ささやか」過ぎる本でした。詐欺師である吉田清治や、千田夏光の本から引用している時点で、ダメでしょう。私なんぞこの御仁はてっきり学問の世界ではなくてお笑いの世界に身をおいているのかと思っちまいました。笑い殺されるかと思いました。いや、まったく。

 

裏表紙