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回天乗組員の証言

文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


平成21年4月17日金曜日晴れ ×

 「「回天とほかの特攻隊は、基本的に性格が違う。航空特攻は、飛行機乗りとして訓練を受けていた者が特攻隊員になったが、回天の搭乗員は死ぬために一から訓練を受けた。

 与えられた出撃のチャンスを十分に生かすには、回天を自分の手足のように操れるようにならなければいけなかった。だから、死に物狂いで訓練した」

(全国回天会会長 河崎春美 甲種飛行予科練習生(甲飛)十三期)

「あの時代、我々が命を捧げなければ、日本の国民も国土も守れないと思っていました。

このままいけばこの国は滅亡せざるを得ない。 それを防ぐために自分の命が少しでも役に立つならば、喜んでいぬべきであるという意識になっていました。

 そういう切迫した時に絶対に命を捨てる以外にない回天搭乗員を命じられたことは、むしろ喜びだった」

「『軍部に強制されて』「人間魚雷の操縦席に、無理やり押し込まれる」、ひどいのになると『殴りつけて特攻をやらせた』と書く者がいるが、そのような性格の兵器では毛頭ない。

 そんなことで操縦できる回天ではないし、まして命中できる筈がないではないか。回天は搭乗員が『自分自身』で乗込み、自分の意志で突撃するものである」

(元八丈島第二回天隊隊長 小灘利春 海軍兵学校七十二期)

「あちこち空襲を受け、子供たちまで焼き殺されている。出撃した仲間はみんな戦死している。そうした時に逃げていられますか。絶対に食い止めなければいけない。そのためには絶対に敵艦に命中させなければいけないと、そればかりを考えて訓練していた。死ぬのが当たり前のことだと思っていたから、死に対する恐怖はなかった。

 ただ、同じ死ぬのだから、絶対に敵艦に命中させないといけないと、一艦沈めれば、敵三千人が宙に舞うと、ただ、それだけをいつも考えていた」

( 吉留文夫 甲種飛行予科練習生十三期 昭和二十年五月五日、七月二十日出撃 回天不都合により帰還)

「当時、馬島小学校には百八十人ほどの生徒がいましたが、出撃の時はみんなで校庭からこっそり見送りました。彼らは生神様と呼ばれていたんです。

 現代の感覚で、彼らをかわいそうという人がいるけど。隊員の気持ちを理解するには、当時の時代背景や価値観、当時の目線で見ないと分からないと思います。十八歳や十九歳の若者でも、わずかな犠牲で多くの日本人を救うという自負があった。だから、小学生の私でも彼らをうらやましいと思う気持ちを強く持っていました。」

(周南市回天記念館勤務 安達辰幸)

「回天の群像」(宮本雅史 角川学芸出版 平成二十年刊)P二八、P一〇六〜一〇八

以前に書いた事があるが、福島みずほ女史のホームページで下記のような事が書かれていた。 http://www.geocities.jp/gender_law/eiga/eiga111606.html

 <そのとき渡辺さんは、戦争の悲惨さを存分に語り、「回天(人間魚雷のこと)には内側から鍵はかけられず、外側からしか鍵はかけられなかった。内側からはあけることもできなかったのだ」と怒っていらした。そのことが頭にこびりついている。内側からはもはやあけることはできないのだ。

 弾のなかに人間がはいり、大きな弾丸となって飛んでいく。戦争で人が死ぬことはありうることだけれど、人間魚雷や特攻隊では必ずその人間は死ぬのである。

 この人間魚雷やそして特攻隊を発明した人間は、わたしの記憶では裁かれていない。>

 先祖帰りで真っ赤になった渡辺恒雄氏と元々真っ赤な福島みずほ女史らしい文章である。

 この文章が如何にデタラメか。上の四人の言葉がよく現している。

 また、回天の上下二カ所のハッチのハンドルは、内側にだけついており、外側にはない。だから、回天の訓練中の事故で、ハッチから乗組員が脱出した例もある。

 (外部から開けるにはレンチなど工具が必要)

 ましてや、 <この人間魚雷やそして特攻隊を発明した人間は、わたしの記憶では裁かれていない。> と、平気でこのような事を書けるこの福島という人間の程度がよく分かる。

 黒木、仁科の両氏の生涯をこの人はどう思っているのであろう。

 佐久間勉大尉にも劣らない黒木博司少佐の殉職の姿をどう思っているのであろう。

 自ら最初の回天特攻隊である菊水隊の一員として、黒木少佐の遺骨を抱いて出撃しウルシーで散華された仁科関夫少佐の姿をどう思っているのであろう。

 何も思わんのだろうな。

 どうしようもないアホやから。

 バンブーさん来店。初めてのお客様Kさ二名様で来店。Oさん二名様で来店。Mさん来店。

 ドンチャン。記憶ありと思ったが、やっぱ、記憶が途切れていた。

 灯をつけっぱなしで鍵もかけずにカウンターでそのまま寝てしまいました。

 サル・・・・



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