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一寸一盃

美味しい米の産地だから酒が旨い。本当? うそです。
              
美味しいお米の産地だからお酒が旨い、だから東北、新潟の酒は旨いと、いまの時代でも言い張る方がいらっしゃいますが、関係ありません。東北、新潟にも旨い酒があると言う言い方が正解です。だいたい酒造好適米の最高品種である山田錦は、おくての品種のため食用米にくらべて、植えるのが早く収穫が遅いために、秋の短い東北、新潟では良い山田錦は絶対にできません。ですから兵庫、福岡から吟醸用に山田錦を買ったりしています。現在五百万石という酒造好適米は新潟などで多く作られています。現在においては、酒造りに地域とかは関係ありません。一番大切なのは製造技術であり、管理技術であり総体的な蔵元さんの酒の造りに対しての姿勢とか考え方です。この詳しいことはまた別に書きます。(山田錦はたべても美味しく無いと言っている人がいますが、そんなことはありません。新米はけっしてまずくありません。でも格別おいしくもありません。日本一高いお米をわざわざ飯米にする必要もないでしょう)


酒の飲み頃についての続き 
酒の飲むときに冷やが好きな方も、燗が好きな方もいらっしゃいます。それぞれ個人の好みですから、他人からいろいろ言われたくないと思います。しかし、どうせだったら美味しく酒をのみたいじゃないですか。今はどんな吟醸、大吟醸でも冷やして出してくるお店が多いです。確かに普通は華やかな吟醸香を楽しむのには、冷やした酒はいいのですが、同じ酒でも冷やで飲んだ時は、のどに少し引っ掛かる感じがするのが、ぬる燗だとスルリと入っていくそんな酒もあります。義侠の縁(えにし)などその酒の典型だと思います。冷やで飲むとこの酒の良さは絶対にわかりません。常温またはぬる燗で飲んでこの酒の良さがわかります。でも、貯蔵はやはり低温にて管理しなければいけないですが・・・・。飲み屋でえにしを注文してがっちり冷やして出てきたら、ぬる燗にしなおしてもらいましょう。『こんないい酒を燗なんてとんでもない。』て言われたら、ここの店のおやじは、酒のわからんやつだと思ってすぐに帰りましょう。

酒の飲み頃について  
酒は封を切って開けたてが一番とか、その日に飲まなければダメになるとか、新酒が一番とか言われていますが当たってもいるし外れてもいると思います。確かに開けたてが、旨かったのですが、翌日に酸味が増してバランスが悪くなった酒も知っています。新酒の時は、良かったと思った酒が日が経ってあまり良く無くなった酒も知っています。でも、開けて二日め三日めが美味しかった酒もありました。また造ってから数カ月過ぎて、新酒の時に堅かった酒が、味がのっておいしくなった酒も知っています。ですから飲み頃などというものは、皆ちがいます。すべての酒を同じ様に断じている飲み屋とか、酒の評論家などは嘘つきか、何もしらないだけです。でももともと不味い酒には飲み頃などありません。


利き酒師(キキザケシ)について 

最近キキザケシと名刺にかいて喜んでいる輩が結構います。時々雑誌のお店紹介などで、プロのキキザケシがいる店などと紹介されていたりしますが、プロのキキザケシなどというものはいません。いるのは、ただ銭を払ってその資格を買って(受講料、受験料、認定料、年会費までとられて)喜んでいるあほな連中だけです。よく蔵元さんに行った時などそういった人達が来て本人は色々と難しい話しをしているつもりで、あとで蔵元さんや杜氏さんからばかにされていたりします。商売ですから知識として酒の事を教えて、銭をとるのはいいでしょう。でもそこに資格という日本人が弱いものをくっ付けただけのものです。どこかの居酒屋さんか、酒屋さんでわたしが、キキザケシですと胸を張っている人がいたら『へ〜すごいですね、キキザケシですか。』と感心してあげましよう。あとで酒の肴になります。古酒キキザケシなどもでてきて、古酒の数を飲めば認定されるなんて、地下鉄のスタンプラリーなみですなあ。うちのお客さんなんてみんな、その古酒キキザケシになれるんでしょうね。でもうちのお客さんは、そんなあほみたいなのは、いらんと言うとおもいますがね。十なん万円か払えばそのキキザケシという資格が通信教育で買える、いや取れるらしいです。だいたい、世界で一番ワインのソムリエが多い国はどこだと思います?わが日本なのです。ああいった資格は取る事だけを目標にするよりも取った後の事の努力ほうが大切なのに、ソムリエの資格を取っただけで『私はソムリエですよ』というようなろくでもないアホな連中が多すぎる。だから全然ワインのサービスに従事していない人間でも取ってよろこんでいたりする。(本当は受験できないらしいが、取っている人が多いのも事実)



純米酒とアル添酒について

純米でもアル添酒でも旨ければいいと思うのですが、純米酒好きはそうじゃ無いようですな。いわく飲めばすぐわかる。いわく純米以外は頭が痛くなる。いわく純米が一番うまい。などなど・・・だから純米しか造っていないという酒蔵を凄い蔵だと無条件であがめたりする。酒が、まずくても。
じゃ現実にアル添どうかわかるかといわれれば、蔵元さんでもわかりません。ひどい酒は別ですが。とにかく頭で飲んでいる人たちがほとんどです。結果としてうまければいいのであって、どちらにもいい酒はいっぱいあります。

数年前の事になりますが、我々の間では結構話題になった事があります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○約百六十の蔵が集まりましたが、付き合いのある蔵はほとんどアル添酒をだしました。結果は表彰された上位二十の蔵のほとんどは、アル添酒でした。とくに優勝した蔵元は間違いありません。なにしろホテルが同室で、直接聞きましたから。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○結果は優勝 笑っちゃう。        エピソードとして書いてあったこの部分は一寸過激すぎるという岐阜の一部の蔵元さんのお話により削除さしていただきます。想像してみて下さい。おそらくはずれてはいません。

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