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<香港旅行>平成23年3月

日記の文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


香港へ

平成23年3月20日日曜日くもり×

 午前八時五十五分羽田発全日空一一七一便にて香港へ。

 

 写真は羽田空港の免税店。

 ウイスキー。

 

 

ロイヤルサルート六十二年二〇万円。

 比べる事ができないが、九十年代に発売されたニッカが買収したベンネービスに残っていた樽から瓶詰めされた六十三年が五〇万円だったはず。あと、当時シーバスリーガル二十五年でもいい値段だったように思います。でも買えないけど・・・・・

 ヘネシーの一二五万円については知識もないので、比較対象できないので何とも言えない。

 今時、吟醸酒の常温での陳列はやめてほしいものです。

 香港空港では今回の旅行に合わせて休みを取ってくださっていた姫が迎えに来てくれていて、そのまま車で九龍のホテルまで。

 ホテルはカオルーンホテル。

 チェックインすると、カードキーなどとともに封筒が渡された。中にはカオルーンホテルスタッフ一同として、東日本大震災について

「みなさまの日本のお(まま)会社およびご家族、ご友人の方々のご無事、安全は確認できておられますでしょうか。

 一刻も早く、そして一人でも多くの安全確認がされることを祈るばかりで御座います。

 ホテルマネージメントならびにスタッフ一同、日本と日本の皆様のため、心をひとつにして御祈り申し上げております。」

 というメッセージが入っていた。

 一番心配だった酒は無事でした。

 

 夕方、千鶴子さんが通っているというトレーニングジムを併設している海辺の楽部でビールとワイン(ソーヴィニヨン・ブラン)。

 

 其の後、「河一海景飯店」というお店でミカさん、クミさんと合流し、中華料理。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の姫のゴム長。ちなみに、シャネルだそう。

 そして、ホテルの部屋に帰り、またドンチャン。

 

 

 

 爆睡。

 


香港二日目

3月21日月曜日晴れ

 今回持って来た「ある朝鮮総督府 警察官僚の回想」(坪井幸生 草思社 平成十六年刊)を読み返す。

 つくづく良書と思う。

写真はミカさんからの差し入れのベビーキュウイ。

 築地に入って来ているオレゴン、チリ産は食べた事があるが、ニュージーランド産は初めて。

 午後より姫の運転で千鶴子さんと三人でドライブ。

 タイ料理。(目的の店が閉まっていた)

 

 

 

 

 

 

 

 このドライブで一番の収穫?。ウエディングドレスで着飾ったカップルがいっぱい。

 

 

 恒例の結婚の時に制作する写真撮影で、海岸ではウエディングドレス姿の新郎新婦がいっぱい。

 香港は不動産の値上がりが凄いそう。

 

 

 今回の香港旅行の目的であるカムさんのお店ヨンキーに行く前に、ヨンキービルの中にある会員制のバー「キークラブ」でビール。

  

 今回は広東料理の名店として名高いヨンキーの同じビルにある別のヨンキー。(ややこしい)

 予約制。

 カム(甘建成)さんが迎えてくれる。

 いつもヨンキーの料理は美味しいが、今回はスペシャルメニューということで、余計に期待。

 透き通るようなピータン。

 紙で封をして蒸されたスープ。

 

 

 

 パパイヤ、貝、金華ハム、鳥、牛などが贅沢に使われている。

 

 非常に柔らかい牛腹身のすましスープ煮。

 

 頂いた本には限定二十皿と書いてあった。

 

 

 途中カムさんがお土産にと事務所に帰り、持って来てくれたのは市販されていないという十五年ものの白酎。

 

 

 

 鳥の薫製

 上品で非常にジューシー。

 

 鳥の足(モミジ)の炒め物。

 

 凄いことにはすべての骨を外してある。どれだけ手間がかかるのだろう。

 鮑と鹿肉のスープ

 

 鹿肉はゼラチンの箇所だけを使用。

 蒸し魚(鯛)

 

 ミカさんのお話ではこちらでも高級魚だそう。これだけの大きさだと・・・・・

 

カムさんが自ら取り分けてくださる。

スキーのラベルもオリジナルラベル。

 麺。

 

 中に入っているワンタンは金魚の形をしている。

 デザート

 カムさんの店を紹介している本にサイン。

 

 

 

 お見送りをしてくださったビルの下で記念写真。

 ごちそうさまでした。

 (今回も本当にごちそうさまをしてしまった・・・・・)

 

 ホテルに帰り爆睡。


香港から帰国

3月22日火曜日くもりのち小雨 ○ 

 午前十一時過ぎにホテルまで姫と千鶴子さんが迎えに来てくださる。

 姫の車で空港まで。

 空港内にある飲茶のお店で昼食。

 途中、ミカさんも忙しい仕事の合間に来てくださり合流。

 

 

 

 

 

 搭乗手続きまでお世話になる。

 

 現地時間午後二時三十五分発の全日空一一七二便で帰国。

 

 機中では昨日の「ある朝鮮総督府 警察官僚の回想」の著者坪井幸生氏と同じく朝鮮総督府に務めていた大師堂経慰氏の著書「慰安婦胸腺連行はなかった」(展転社 平成十一年刊)を再読。この本は具体的な資料が豊富。

 

 羽田だったので帰りはメチャ楽。

 今回の旅行では、姫、千鶴子さんが休暇をわざわざ私の予定に合わせてくださり、滞在中ず〜とお世話いただきありがたかったです。

 今回の東関東大地震に対して、キャセイパシフィック航空も会社として義援金を贈るらしく、姫も千鶴子さんも他のみなさんもそれぞれ義援金を出したそうです。

 香港の街中で首から東日本大震災への義援金箱を下げた若い女性が立っていたが、我が国でも同じだが義援金をその箱に入れる気にはなれない。

 現実に我が国の場合、「拉致被害者の方たちの支援を呼びかける団体」を装ったり「地震に対する義援金を集める団体」を装ったり、僧籍がないのに袈裟を着て編み笠を被るというコスプレで托鉢を装った犯罪集団、怪しい宗教や商売にする連中がいた。

 こういった他人の善意で金儲けしているようなアホウどもには重罪を科してもらいたいものです。

 うちの店としても自分のできる範囲で少しでもお役に立てればと思っています。



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