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朝日新聞社説 防衛省昇格

文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


 

昭和18年12月1日金曜日晴れ 
 防衛庁の省昇格関連法案が三〇日に衆院で可決され防衛「庁」がやっと防衛「省」になりそうですが、それに対してのチョンイル新聞(通名はあさひ新聞)の< 防衛「省」改めて昇格に反対する>という社説です。
以下引用
防衛「省」 改めて昇格に反対する
 略)
 防衛庁が生まれて52年がたつ。自衛隊は国土防衛だけでなく、カンボジアへの派遣をはじめ海外でもさまざまな経験を積んだ。かつてと比べ、国民は自衛隊や防衛庁をより肯定的に評価するようになったのは事実だ。

 だがこの間の歩みには、戦前とは違う国のありようを求めてきた私たち自身の決意が投影されていることを忘れてはならない。
 戦後日本は、侵略と植民地支配の歴史を反省し、軍が政治をゆがめた戦前の過ちを決して繰り返さないと誓った。だからこそ、戦後再び持った武力組織を軍隊にはせず、自衛隊としてきた。普通の軍隊とは違う存在であることを内外に明らかにする効果も持った。
 軍事に重い価値を置かない、新しい日本のあり方の象徴でもあった。国防省や防衛省ではなく「防衛庁」という位置づけにしたのも、同じメッセージである。
 省になってもこれまでと実質的な違いはないと、政府・与党は言う。自衛隊員が誇りを持てる。諸外国も省の位置づけだ。名前が変わったからといって、戦前のような軍国主義が復活するわけではない。それはそうだろう。
 だが、問われているのは私たちの決意であり、そうありたいと願う戦後日本の姿である。古びたり、時代に合わなくなったりする問題ではないはずだ。
 長田さんが「不戦60年」の表現を薦めるように、私たちは「庁」にこだわりたい。省になることで、軍事的なものがぐっと前に出てくることはないのか。そんな心配もある。
 日本は、惨憺(さんたん)たる敗戦に至った歴史を反省し、新しい平和の道を選んだ。それは多くの国民が賛成し、いまも支持している選択だ。その重みを考えると、あたかも古い上着を取り換えるようなわけにはいかない。

【朝日新聞社説】2006年11月30日(木曜日)付

引用終わり
 どのような国であっても、国家として国民を守るという当たり前の事をするために防衛力は必要です。そのための自衛隊です。では自衛隊は軍隊でないのか。これについてはアホのような話ですが、外国の軍事関係者に「自衛隊は軍隊ではないのか」と尋ねられて、「軍隊ではないのです」。「何が違うのか」。「字が違うのです」と答えた政府高官がいたそうですが、世界有数の軍備を備えた軍隊を軍隊でないと言わざるをえない事こそ、日本という国が他国にとって異常なのです。自衛隊の事を軍隊と思っていない国など皆無でしょう。
 「じゃあ憲法違反だ」という。その憲法がおかしいから憲法改正をしなければいけないのです。防衛庁ではなく防衛省なのです。防衛大臣もいない国がおかしいのです。
 その自衛隊を軍隊で無いと言い張る朝日新聞の詭弁。かって、社会党は我が国の国防力をいかに削ぐかという事に腐心しました。社会主義国家樹立を夢みた土井たか子などはソビエトが攻めてきた時には「白旗」をあげ、その後は「赤旗」をあげるという「赤旗・白旗論」信奉者です。
 朝日新聞も我が国が普通の国家となることを拒み続けてきました。それはこの新聞社内に脈々と流れている三五年テーゼによる売国奴の血によるものです。

「侵略と植民地支配の歴史を反省」・・・さすがは自国の歴史を歪めることに一生懸命で、支那、朝鮮の歴史はいくら歪んでいても平気な朝日新聞です。

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