猪口邦子とジェンダーフリー
平成17年11月14日月曜日 くもり 平成17年12月23日一部追記
今回の小泉総理大臣の新しい閣僚人事で新しい「男女共同参画担当相」とかいうのになったジェンダーフリーの闘士である猪口邦子女史は、自民党の良心ともいうべき山谷えり子参院議員が担当政務官に任命され「ジェンダーという概念が重要なことは理解してもらえると信じている。政府の要職につくと柔軟な立場になることはよくあること」「副大臣、政務官と一致団結していると確信している」と山谷議員を牽制したそうです。(11月9日産経新聞)
今、小学校、中学校などで生徒に異常な性教育が現場の教師により行われている事が山谷えり子議員の質問などで国会でも問題になりました。
余り知られてはいませんが、男女共同参画という訳の判らないものに我国は防衛費予算四兆九千億円の倍以上の年間九兆九千億円(平成16年度)もの巨額の予算を組んで推進ししています。猪口邦子女史が信奉している男女共同参画というものはどういったものでしょう。男女共同参画とジェンダーフリーとは表裏一体で、それについては雑誌「正論」2005年11月号、12月号に桜井祐子氏が下記のように書いていらっしゃいます。
以下引用
ジェンダーフリー思想(男女の区別の否定)は、十九世紀のシャルル・フーリエ(空想社会主義社)から始まっています。実際に共同農耕社会を形成して、家族制度を否定し男女が自分の意思で関係しあう任意結婚が実施され、それで誕生した子供たちは共同で育てる実験が行われました。
この思想はマルクス、エンゲルスを経て、レーニンがロシア革命時に「性と女性の解放」をスローガンに掲げて政策として採用します。家族制度の廃止を呼びかけ、家事労働や保育を共同化し、堕胎を奨励したことから、実質的にフリーセックスになり五百万人の私生児が誕生して、非行少年が増加して社会が大混乱します。結局は、社会主義の実験でもフリーセックスは成功せず、 スターリンの登場で、こういった実験は終止符が打たれます。
故・山本直英氏らジェンダーフリー思想信奉者たちの理論的支柱になっているのが、ヴィルヘルム・ライヒ(ドイツ、フロイト左派)です。彼の師であるフロイトは無神論者で、肉体的快楽や性的エネルギーを容認していましたが、本能の抑制によって文明が形成されると説きました。
ところがライヒは「あらゆる神経症は、性器性欲の障害(抑圧)から生じる」として、「性的エネルギーの全面的解放によって初めて精神の健康を取り戻すことができる」として、性を抑圧する一切の道徳を否定しました。
また、性的エネルギーを全面解放することで、性道徳を含む社会倫理や家族制度、国家秩序を解体できると主張しました。つまりライヒは、性道徳を破壊することで、社会・国家を転覆し革命することができると説いたわけです。
略)
こうした理論を具体的に実践したのが連合赤軍です。森恒夫は永田洋子たち女性闘士が、女性用の下着をつけたり化粧をしたり、髪をとかすことまでも「ブルジョア的」として厳しく糾弾し、女性である前に革命闘士であることを求めました。
ジェンダーフリー思想の核心には、フーリエやライヒの流れを組む共産・革命思想がありますが、ロシア革命や連合赤軍の実践を通してその破綻は明らかになっています。
ところが彼らは、その失敗を省みず、あるいはそれに無知で、保育園・幼稚園や学校現場に導入し、判断力も思考力も十分育っていない子供達に植え付けようとしてきました。人間として備えるべfΨ恥心を剥ぎ取って、乱交を奨励することで、個人から国家まで破壊しようとする彼らの意図が透けて見えてきます。
引用終わり
(正論2005年11月号「セックス・アニマル育てる性器・性交教育の実態」桜井裕子 p329〜330)
つまりジェンダーフリー推進派=男女共同企画社会推進派とは社会秩序、国家秩序崩壊を目指しているのです。それは九兆九千億円という巨額の予算を使って、このとんでもない活動が全国で繰り広げられているのです。施設として豊富な予算により全国に女性センター、女性関連センターなどが365ケ所も作られ、そこに税金で東大の上野千鶴子、タレントの遥洋子、評論家の吉武輝子、元全共闘の闘士であった金谷千彗子中央大学研究開発機構教授(京都府女性政策推進専門家会議委員の顔も持つ)やジャーナリストで同じく京都府女性政策推進専門家会議委員の顔も持つ木下明美などが講師として講演を行い2時間で五十万円もの謝礼を受け取っています。(広島県廿日市市の例)
国家解体論者であるプロ活動家の活動資金を税金で賄っているのです。こんなバカな事はありません。信じられない話ですが本当の事です。
猪口女史と売国奴との関係
11月16日水曜日晴れ 寒い △
猪口女史の続き
ジェンダーフリーを強力に押し進める猪口邦子女史と他の売国奴との関係について同じく桜井氏の文章より見てみますと、橋本龍太郎、石原信雄、そしてやはりというか当然、国家解体論者としては絶対にはずせない野中広務の三人が登場します。
まず平成九年当時首相であった売国奴橋本龍太郎時代には行革会議や男女共同参画会議で行革委員として強力にジェンダーフリーを押し進めています。それについては後に猪口女史は、縫田嘩子女史(NHK、美濃部東京都政で民生局長、国立婦人教育会館初代館長、市川房江記念会理事長をへて、94〜97年、総理府男女共同参画審議会会長)が編者を務めた『あのとき、この人』(ドメス出版、二〇〇二年二月刊)にその時の事をつつみかくさずに語っています。
以下、抜粋、引用
縫田
省庁再編に伴い、二〇〇一(平成十三)年一月に内閣府に男女共同参画会議が発足しますが、これは一九九六年十一月設置の行政改革会議委員としr淦口さんが女性行政推進機構の充実強化のために大変ご努力いただいた成果で、本当にありがたく、嬉しく思っています。
猪口
わが国における女性行政について、どういうところが司令塔となって行政各部に指示できるような体制を整えるか、という考えがこの頃(注・総理府、婦人問題企画推進本部機構に関する検討会と小委員会)生まれたんだと思います。……器を制度設計するときは、できるだけ耐用年数があるような、いろんな時代の変化に柔軟に対応できるようなものをと考えると、すべての行政分野にきちっと指示を下せるようなところに司令塔をと思いました。しかし内閣の制度からして、分担管理の原則によりそれぞれの行政各部は権力関係において独立し、かつ横並びなのです。レたがって司令塔という、半格上のところを、どうナショナル・マシナリーとしてまとめるかが非常に難しい制度設計だったと思いますが行革会議ではそういうことを理解してくださる方もおられました。
猪口
(橋本総理に)「私案ができたのでこれについてよろしく」と手紙を添えて。これは総理の手にもちゃんとわたり、「読んだ。上出来だ」と褒められたり(笑)、「内閣府に設置する会議がいいぞ」と教えていただいたり、
縫田
それはどういうときに教えてくださったのですか。
猪口
内閣府ができることがだいたいまとまり始めたとき、実は内心は不安でした。
しかし橋本総理が直々にある会議の後で、「猪口さん、知恵をつけてあげるから僕のいうことを信じなさい。これは内閣府の形をとるのが一番いい。そこに入れなさい」と教えてくださったのです。「やはりそうですよね」と確認しましたが、総理はこの間題を理解し、必要性を認識しておられたのですね。… まだ見たこともない内閣府に対しては最後まで不安が残りましたが、話しているうちに、他の重要分野も協議体の形になって総理直属のものになり、他の行政の剖分にも支持ができる、大臣も呼び込めるようになるということで、大丈夫かなと思いました。
そういうこともあり、総理には必ず会議へのぺーパーの下書きをお見せし、それへのコメントは秘書官を通じていただきました。それをワープロで清書して会議に出しましたが、その場合、事務方が用意した他の原本も見せてもらって形式を整え、文言まで完全に同じようにしました。それが成功したと思いますが、そういう技術的なことの細部にまで神経を使いましたね〉
(『あのとき、この人』より)
そしてこれについて桜井氏は下記のように続けています。
つまり、男女共同参画審議会が内閣府の男女共同参画会議になり、それを所掌する男女共同参画室が男女共同参画局になり、「各省を串刺しにできる」ほどの強大な権限を持つにいたったのは、橋本龍太郎総理と猪口邦子上智大学教授の"共同謀議"があってのことでした。この二人の策動がもとになって昨今のジェンダーフリーの嵐が日本全国に吹きまくっていることを思えば、姦計の誹りを免れることはできません。
たしかに、これほど大きな組織改革ですから、総理大臣の強力なバックアップがなければ不可能といえましょう。
ジェンダーフリーと野中広務という売国奴との関係
11月19日土曜日晴れ △ S
縫田氏が猪口氏の事を書いた同じ著書で男女共同参画というジャンダ−フリーに強力な援護をしたとして石原信雄と野中広務の名前がでてきます。
石原信雄については
〈縫田
婦人問題担当大臣を置くことを発案されたのは実は石原さんです。これはご本人に伺ったことですが、女性問題が非常に多様化、複雑化してきているなかで、労働省は労働省なりに実績をあげているが、一省庁では限界があり、内閣に担当大臣を置くのがよいと考えつかれました。そして事前に労働省に連絡すると必ず反対されるので、担当大臣を新設することを決めてから労働次官に「よろしく頼む」といわれたそうです。現在は内閣府に男女共同参画会議、男女共同参画局が位置づけられていますが、そのときすてに内閣に中心がなければと考えられたのですね〉(『あのとき、この人』)と縫田氏は語っています。
野中広務については
「官房長官の担当大臣は強みで、最終の段階では野中広務官房長官が大きな力になられました」(同書)と、縫田女史は山口みつ子女史(市川房枝記念会常務理事.男女共同参画審議会委員、同会議議員)に感謝を込めて語っています。
〈縫田
基本法についてはすでに筋道ができていましたが、それでも国会で可決二するにあたって自民党実力者の野中さんが担当大臣だったことは幸運でした。また参画室が弱体なのでレベルアップをしてほしいという要望は国際婦人年連絡会などからも強く、「局」にと皆が願っていましたので、野中さんに直接話したことがあります。ちょうど省庁再編で局を減らしているときなので無理だろうと内心思っていましたが、一二八局を削減するなかで唯一男女共同参画局を増やして九六局になりました。小渕総理の閣議での一声ですが、やはり野中さんの力ですね。
山口
とにかく厳しい行革の嵐のなかでよく局に昇格したと思います〉
〈縫田
そのとき、私は参議院本会議場の傍聴席にいた。一九九九年五月二一日午前一一時過ぎ。参議院の先議で緊急議題として提案された男女共同参画杜会基本法案が全会一致で可決されたときである。議員席に深々と頭を下げた男女共同参画担当大臣の、野中広務内閣官房長官にたくさんの顔と姿が重なった。一九七五年の国際婦人年以来、総合的な女性行政の推進を願い、四半世紀にわたり努力を重ねた人たちの顔と姿が〉
以上の桜井裕子氏の記事より石原信雄と縫田嘩子女史、そして橋本龍太郎と猪口邦子女史、仕上げは野中弘務とみごとに売国奴がみごとに繋がって我国にジェンダーフリーという異常な思想を蔓延らせ国家解体目指していることが判ります。
このような異常な思想の女性が我国の大臣を務めているのです。
そして、何度も書きますが、防衛費の倍以上の九兆九千億円もの予算がこんなくだらない事というか国を滅ぼすために使われているのです。
即刻、こんな事はやめてほしいものです。