バカップル来店。

5月18日水曜日晴れ△
ある日来店のバカップル
女性は「日本酒は飲まない」
男性は
一升瓶の中身が半分ぐらいになったボトルを見て
「酒は開けたてにこだわってる」
純米大吟醸、大吟醸がほとんどのメニューを見て
「純米吟醸にこだわっている」

このようにほざいてくださいました。
アホかと。
女性には「うちは日本酒しかありません」
「ワインはボトルでしたらございます」

男性には
「お気の毒な方ですね」

酒を飲んでいればわかることだが、酒は開けたてがその酒の特徴を表して美味い酒もあれば、開けて翌日、翌々日がふくらみとかが増して美味い酒もある。
一概には言えない。
そこまで酒を開けたてにこだわっているのであれば、てめえで買って飲むのが一番であり、それ以外は店ではボトルで毎回注文するしかない。
あまり磨いてない酒のほうがいいというのであれば分かるが、純米吟醸にこだわるとは、そのこだわっている純米吟醸とは精米歩合何%のことを言っているのであろうか。精米歩合六十%以下だと吟醸表示はできるので、純米吟醸と表示してあっても六十%のもあれば五十五%、五十%のところもある。五十%精米であれば大吟醸と表示できるが吟醸と表示しているところがある。うちの店の銘柄でも、義俠さんのように精米歩合三十%なのに「吟醸」としか表示していない蔵もある。
うちの店に置いてはないが「東一 純米吟醸」は精米歩合四十九%だから大吟醸表示もできるが東一は吟醸表示で出荷している。うちに置かさせていただいている東一大吟醸斗瓶取り、あるいは選抜酒は三十九%精米である。
純米吟醸にこだわるとまでほざくのであれば、「精米歩合五十%までの酒にこだわっている」とか言うべきである。

こんなのはこだわっているのではなく、頭で飲んでいる単なるアホ、馬鹿なだけである。

そういや、先日、当店に何度かいらしている某出版社の方が連れていらした「日本酒に詳しい」という方もこだわりがあったようで、「どうして、この〇〇がこんなにするのだ」「この銘柄としては高い」を連発されていました。
それぞれの銘柄にも本醸造からいろいろあることもご存知ないような「日本酒に詳しい」方でした、

どちらのお客様にもさっさとお帰りいただきました。

ホンマアホらし

ドンチャン。
記憶あり。
猿よりマシ。